お部屋づくりを頑張っている人からよく聞くのが「好きなものしかないはずなのに、部屋がごちゃごちゃしていてときめかない」という声。
特に片付けや断捨離を終えて、自分が好きなものだけが手元にある状態の時に「こんなはずじゃない!」と感じやすいようです。
実は私にも経験があるので、よく分かります。
その原因は、ズバリ「好きなものしかない」こと。
食べ物に例えると分かりやすいかもしれません。
仮に、唐揚げ、ハンバーグ、焼肉があなたの大好物だとします。
(全部美味しいですよね!)
でも、これだけを全て詰め込んだ「お弁当」はどうでしょうか?
高校生男子が喜びそうなお弁当のできあがり!
これはこれでアリですが、「大好物だけどさすがに全部一気に食べるのは重い」とか、「全部茶色で見栄えがちょっと……」と感じる方もいるかと思います。
少し付け合わせの野菜を足すとこんな感じに。
お肉たちの引き立て役になっていますよね。
これ、全く同じことがお部屋づくりにも言えるのです。
大好きなものばかりだと、その良さが見えにくくなってしまう。感じにくくなってしまう。
だから、「大好きなものをより輝かせてあげるにはどうしたらいいかな?」という視点で考えてみてください。
先ほどのお弁当の例のように、アクセントとなる色を足すのも一つの方法。
他にも、空間に余白を持たせたいのであればローテーションで飾るものを変えるとか、ものを一箇所に集中的にディスプレイしてメリハリをつけるなど、やり方は無限にあります。
もし、考えてみてもよく分からないという場合は、お気軽にご相談くださいね。