周りの人とはどこか違うと感じることが多かった幼少期。
音楽も、スポーツも苦手。アニメや漫画も好きじゃない。アイドルや歌手にも興味ない。
みんなが自然と「好き!」「楽しい!」と言っているものが苦痛だった(そもそも同年代との会話があまり好きじゃなかった)。
「常識」と言われることが自分の中でしっくりこなくて、「誰も自分のことを分かってくれない」と不満がどんどん積もっていく。そんな毎日を過ごしていました。
だから、子ども時代のことはあまり振り返りたくない、というのが本音です。
ただ、過去を振り返るワークをする機会があり、そこで気づいたのが、子ども時代、特に人目を気にせずいられるタイミング(幼少期、自宅にいる時etc.)で好きだったことは、自分の本質的な「好き」に繋がっているということ。
参考までに、私が子どもの頃(幼稚園〜中学生)に好きだったものをご紹介しますね。
▶︎ 砂場遊び
泥団子、お城づくり
▶︎ 工作
幼稚園の資材室を空にする勢いで、毎日何かしら作っていた。
▶︎ パソコンいじり
小学2年生〜、インターネットがまだダイアルアップ接続の時代に、メール交換やホームページ作りにハマっていた。ローマ字も英語もその過程で覚えていった。
▶︎ 不動産のチラシに載っている間取り図で一人おままごと
例えば2階建ての一般的な広さの家に大家族が住むとしたら、どうにリフォームして家具をレイアウトすれば快適なのかetc. 毎回設定を変えながらあれこれ考えるのが好きだった。テレビ番組「大改造!!劇的ビフォーアフター」の影響。
▶︎ インテリア雑誌で見た部屋を自分の部屋で再現
アメリカン、水玉ポップ、ハワイアンetc. テーマに合わせて部屋をデコレーション。ただ、作っては壊すの繰り返しだったのであまりそこで暮らしていた記憶はない。
全てに共通しているのが、有形・無形問わず「ものを作ること」。
0→1で何かを生み出すのが好きだったらしい。
でもね、つい最近までそんな自覚はなかったし、こんなことが好きってあまり外に向けて言ってきたこともなくて……。
お絵描きが好きとかなら分かってもらえたのかもしれないけれど、ホームページ作ってるとか当時は「暗い人」みたいなネガティブなイメージしかないし、「インテリア?そんなことしてないで、カラオケ行こー」みたいな友人が多かったから(笑)。
だから、イヤイヤながらも過去を振り返ってみて、ライフワークとして「お部屋づくり」やそこから派生した「ライフスタイルづくり」に取り組むことは、一周回って本来の自分に戻ってきたんだなという感じがしています。
今もし自分のやりたいことや方向性に悩んでいたら、子どもの頃に好きだったものを見つめ直してみてほしい。
答えは、しがらみのない状態の自分が持っていると思うから。